2018年07月18日
勝敗を分けた「らしさ」(第100回全国高校野球選手権新潟大会)
第100回全国高校野球選手権新潟大会の4回戦が行われました。
4回戦まで来るとどのカードも注目ですが、
第1シードの日本文理と第6シードの新潟(県高)の試合を観てきました。
2回戦・3回戦としっくり来ていない日本文理と、
充実著しい県高との戦いは、
好勝負になるだろうと。
試合結果は周知の通りで、
個人的に「らしさ」の差が勝敗を分けたのではないかと思います。
県高は、クレバーに自分達の出来ることに徹する「らしさ」を見せ、
一方の日本文理は、「らしさ」を見失ったまま。
自分達のストロングポイントは、オフェンスなのかディフェンスなのか。
傍目からそんな迷いを抱えたように見える中で、
夏のノックアウトステージを突破するのは、
実力校日本文理であってもやはり厳しかったのでは。
それでも、日本文理相手に県高のように自信を持って戦うことは難しく、
「自分達の出来ることで戦う。」
そこをブレずに戦えた県高の勝利は、
偶然ではなく必然だったのかもしれません。
昨夏、コールド負けを喫した相手に臆することなく挑み、
見事勝利した県高に拍手を送るとともに、
秋の大会での日本文理の巻き返しに期待したいと思います。
2018年01月26日
【NFL観戦走書】カンファレンスチャンピオンシップ
2017年シーズンのカンファレンスチャンピオンシップが行われ、
AFCはペイトリオッツがジャガーズに競り勝ち、
NFCはイーグルスがバイキングスを圧倒して、
2月4日(日本時間2月5日)の第52回スーパーボウルへ駒を進めました。
どちらかの試合を取り上げるとしたら、
やはりAFC。
AFCはペイトリオッツ有利の下馬評の中、
ジャガーズが素晴らしいファイトを見せましたが、
アップセットを起こすには、
攻撃時の勇気が足りなかったかなと。
勝つための攻撃がいつしか逃げ切るための攻撃へ。
そんな空気が守備にも伝わって、
攻める守備から守る守備になったところで、
勝負有りでした。
1回でもいいから、third downにパント代わりでもいいから、
ロングパスを放っていれば、
結果は違ったのでは。
でも、強いディフェンスを持つとはいえ、
ジャガーズがここまでとは驚きました。
NFCの戦いも含めて、
ディフェンスの力を感じた
カンファレンスチャンピオンシップでした。
そして、舞台はスーパーボウルへ。